« いろいろ | トップページ | 埼玉 »

これが

Photo

これが疑惑の一本、いや、一品である。

道行く人が見上げるかもしれない、緑のベランダ。

そこにすっくと垂れ下がったどこか見慣れたブツである。

さわるといぼいぼが痛い程で「触らないで、いやよ」と言ってるようでもある。

お尻にまだ黄色い花をくっつけているのが乙女のようでもある。

こいつを無造作に枝からもぎ取り、水道水で強引に洗い流すともう抵抗はしない。

衣服のようないぼいぼをはぎ取られた一本は緑濃い芳醇な香りを漂わせ、

自分の運命をじっと待っている。

塩にさらされるか、味噌を付けられるか、ぬか床に入れられるか・・・。

その運命は、かの昔、隣の部族から誘拐してきた王室の娘のようでもある。

写真で伝わるだろうか、この気品が。

八百屋にあるキュウリみたい等とありふれた先入観は捨てなければいけない。

真っ白な心で見つめてあげないといけない。

しかし、理性にも限界があるのが人間というものだ。

弱い人間はすぐさま獣のような本性を現し、この気品溢れる姫にかぶりついて

しまうかもしれない。

ひとたびかぶりつくと「こりっ」と哀れな音を立て、全身から水が噴き出す。

この獣の快感を否定はしない。

君は理性を保てるか、この一本を手にとって葛藤してみるが良い。

自分を試してみるが良い。

この姫の正体を明かして見ればよい。

ごらんのように黄色い可憐な花はたくさんある。ほっとけば隣の部族の姫は

どんどん、次から次へとやってくる。チャンスはまだある。

自分の本性を知りたいそこの君には一本1万円、送料込みで届けてあげよう。

言っておくが八百屋にある4本100円のキュウリとは違うぞ。

これが何者なのか、まだ不明なのだ。貴瓜・・・胡瓜、究理をつきとめよう。

« いろいろ | トップページ | 埼玉 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

キュリー夫人というからには

ご婦人なのだろう。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/222831/48896775

この記事へのトラックバック一覧です: これが:

« いろいろ | トップページ | 埼玉 »

最近のトラックバック

2015年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ