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伊達直人 2

昨日これを書き始めたときと、今で状況は異なる。

ってのも今朝のニュースでなんと「伊達直人」運動が全国で100件を上回ったと

いうのだ。矢吹ジョーや桃太郎も現れたんだと。

うぅ~~~ん、皆さんはどんな感想をお持ちなんだろう・・・。

一件一件の事例を見ると手紙が添えられており、どれも思わず涙ぐんでしまいたくなる

内容だ。世知辛い不況の世の中で一服の心温まる善意・・・。

ランドセルに始まって、現金、文房具、おもちゃ、お菓子、白菜11個。

どうしましょ、今なら白菜11個でも大きく報道して貰えるぞ。

どうもここら辺がボクの最大のひねくれたところで、行為に感動して涙ぐみながら

なんか変だ、と斜めに見ちゃう。素直じゃない。

添えられた手紙に「伊達直人さんに感動しました、私にも」と書いて、伊達直人の

読み方をヒバクシャと書いた長崎の方。う~ん奥深い。

こういう些細な善意が全国運動にまで広がるってのは、決して否定はしないし

まだまだ日本も捨てたもんじゃないとも思える。

善意の対象が親を失った子供達、虐待を受けた子供、捨てられた子供、

そこがまた涙腺の緩むゆえんだ。

やめておこうか。

たださ、これだけ報道されちゃうと今日明日、あなたの最寄りの駅に

「伊達直人運動 あなたも善意に参加して下さい」なんてポスターをぶら下げた

偽善者が立って募金を募るかもしれぬ。詐欺も横行しよう。

振り込み依頼の電話がかかってくるかもしれぬよ、それには注意しておくれ。

今年の高校ラグビーの決勝戦、表彰式の最中にとんでもないサプライズが起こった。

優勝校が代表するはずだったが、珍しく両校優勝となった物だから両校のキャプテンが

一緒に主審に約1億円にものぼる現金の目録を贈ったのだ。

今手元に名前を書いた紙面がないので実名は出さないが、去年、ラグビー協会の

小さな記事を見た選手が発起人となって、この決勝戦で主審を務めた審判の2歳の

お子さんが心臓に重い疾患がありアメリカでの移植手術が必要というのを知り、

極秘で全国の選手に賛同を求め、高校ラガー達が自分の小遣いから工面した

金額の合計がつもりに積もって、手術に必要な1億4千万円にあと一歩まで

集めてしまったのだ。

全国大会の決勝戦、泣き崩れるのは選手のはず、拍手喝采を受けるのも

選手のはず、ところがこの表彰式は泣き崩れ、拍手喝采を受けたのは

主審だった・・・。

スタンド一杯の応援団から応援の拍手、笑顔の選手達からの拍手

、突然の出来事に泣き崩れるしかなかった30代の主審。映像を見て泣く稲さん。

伊達直人運動(マスコミが付けた名前)ももちろん素晴らしい事としておくが、

1億超もの治療費が未だに必要な日本の移植手術の実情を広く知らしめ、

1日も早く、国内での移植を求め、政治を少しでも動かす出来事になった事だろう。

まだ若き元ラガーだった主審はグランドにひざまずき泣き崩れて、全国の

後輩ラガー達に礼を述べた。お子さんは100%近い確立で命が助かるという。

伊達運動は最初から目立ってしまったから、今更「最初はボクです」なんて

名乗り出ることもなかろうし、そんなつもりもない優しい方だったのだろうが、

これだけ賛同者が多くなるなら、このままではもったいない気もする。

コンビニに募金箱を置けば、海外の大災害義援金の何倍も集まる気がしなくもない。

しかしそれとて一過性だよね。

更に言えば、善意の対象は恵まれない子供だけか?

心臓手術でお金さえあれば助かるのに、みすみす失っていく命もまだまだ多い。

政治家ではだめだ。その手を得意とするボランティアのNPO、NGOが多々ある

だろう。そういう方々に新規に賛同者も加えて、ランドセルのような、細かい善意が

必要な箇所、大がかりな募金が必要な箇所、それぞれどういう運動をしていくか、

子供の人工透析患者も多いんだよね、1年生が自分で毎日インシュリン注射を

しているのも多いらしい、と、挙げ始めたらきりがないが優先順位をつけろとは

言わないが、厚労省、文科省の動きに期待できないなら、民間主導でやって、

政府に働きかける、何らかの対策が必要なんじゃないか。

今回の伊達運動を見ていて、誰でもが持っている善意の心をまとめてあげる

仕組みの必要性を強く感じたのです。

あなたは千円、子供の命救うためなら払えますか?たった10万人賛同すれば

1億です。命がそれで助かる。

税制改革を行ってもそういう費用は出てこない。

寄付したひとに減税措置をくれとも言わない、所得制限がどうのこうのも関係ない。

先月は千円寄付したが、今月は金欠なので200円だけしかできない、大いに結構。

運動を否定するのでは無く、発展的になんかできないか、それが趣旨ですが、

これまた難しいですかね。施設の玄関に品物を置いて黙って帰って来る。

お名前は?と問われても無言、もしくは一礼しただけで戻ってくる。

そういう行動に自己満足を感じておられる方もいらっしゃるかもしれぬ。否定は出来ない。

性善説をとるボクは思う。

今ボクだってビールを我慢して鉛筆10ダース寄付してもいい。

インシュリンの注射を一本分出しても良い。

みんながみんなそんな気持ちで居るはずだ。

批判はやめたので、ならば一過性で終わらせずに善意の継続をいかに持ち続けるか

みんなでまずは頭をひねって見たいものだ。ブームで終わらせてはならぬ。

真面目に書いてしまった・・・。ちょい、言いたかったことと違うが・・・。反論怖~いから^^

高校生ラガーの取った行動にヒントは隠れているかもしれない。

みごとだったよ、全国のラガーマン。

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コメント

稲さんの良いところは、善意の行為に共感できることだね。

祝10日連続更新!

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