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続・原発はいらない12

<耕>

『世界』5月号 坂本義和氏です。


 原発は、もともと自然界に存在しないウラン235を原材料とするという点からして、根本

的に自然に逆らう、おごりの発想の産物なのだ。自然界の、あらゆる報復は「想定内」の

はずだ。放射性物質の降下の範囲が広がり、飲食物を汚染することは、一九五四年の

第五福竜丸事件を経験した日本では、当然「想定内」のことだ。

 私は、かつてフランス大統領ミッテランが一九八〇年代に、「環境保護」という、怪しげ

な根拠で原発推進を主張したとき、その矮小な不条理を指摘したことがある。日本で、こ

の凶器とも言うべき原発の「安全神話」を主張し、かばい続けたのは自民党政権であり、

それにまつわりつくゼネコン利権であることは周知の事実だが、今回の惨事について、自

民党から「責任」を認めて詫びる言葉は、全く聞こえてこない。日本を政治責任意識欠如

の国にした最大の責任は、誰よりも、五〇年にわたり政権を握っていた自民党にあること

は明らかではないか。

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コメント

『週刊朝日』5/6・13合併号 池田清彦氏です。


 人為的地球温暖化問題も、完全に政治問題化してデタラメになった。CO2を削減するこ

とが金科玉条になって、コストもデメリットも考えずに、何兆円という税金をどぶに捨ててし

まった。日本人が律儀に京都議定書を守ったところで、百年後の地球の温度を0.004

℃ほどしか下げられないのに、CO2の削減に反対するのは未来の人類に対する罪などと

言って、温暖化対策利権に群がり、原発の推進に邁進した。

 原発がクリーンエネルギーだなんて、ブラックジョークにも程がある。ダーティーなCO2

は少なくとも人は殺さないが、多量の放射能は人を殺す。クリーンかもしれないけどね。

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