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続・原発はいらない17

<稲>

静岡、御前崎の浜岡原発はここでも、あそこでも、あっちでも即刻止めるべしと

叫んでいたが、結構あっさりと停止要請が出されてしまった。

先週は中部電力の社長が、再開申請出して、顰蹙買っていたというのに。

フクシマ同等、危険きわまりない立地に古さなのだから、当たり前と言えば当たり前。

とりあえず、真正面からこのニュースを捉えて歓迎しておきたい。

とりあえずってのは、やっぱりひねくれ者の僕は斜めから見ちゃうんだな・・・。

まず目安で2年間の限定ってのが気に入らない。

その間に耐震構造を強化して、津波用の堤防も作るというが、(想定震度8だって)

震度9だったらどうなのよ? 15mじゃなくて16mの津波が来たらどうするのよ?

って、一つ一つ想定だの、想定外だのやっていても意味は無いって言ってるのよ。

原発政策はもっと根幹のところから見直さないとどうしようもない問題なの。

存続か廃止かの議論ではなくて、もう原発全部廃止しかないんだってば!!

巨大建築に関わる利権や汚職、原発ムラのような、奇異な集団、それらに

ようやっと少しだけメスが入り、興味ある一般人にも見えてきたことも大きい。

だが、それだって表面上と言ってしまえばそれまででね。

さらに根幹部分。

地球破壊的危険性で運転をしたとして、じゃあ、使用済み燃料をどうするの?

再処理工場は日本なら六ヶ所村、2050年位まで、正常に機能しないのだよ、

トラブルばかりで。よしんば開業したとして、そこで出来るものはプルトニウムと

高レベル廃棄物。廃棄物は数十年間そのまま敷地で冷やし、その後、最終処分場

と言う場所に地下300mにガラスと混ぜて固化してステンレス容器に詰め込んで

埋めちゃいましょう、ってプラン。

とっころが、この最終処分場はその場所すら決まっていない段階なんですよ。

いずれ大量の札束で財政の苦しい過疎の首長、住民の頬をなっぐって決める

腹づもりなんでしょうが、このご時世でそうそう簡単に決まるわけがない・・・し、

決められても困る。そんな危険なもの、埋めたって、また地震や地下水やらで

ステンレスから漏れないとは言えないんだ。300年埋めて実験した訳じゃあるまいしね。

原発はそんな見切り発車で始めてしまったプロジェクト。

そしてたかが先の大戦から60数年しか経っていないのに、世界は恒久的に

平和だろう・・・という楽観論からも成り立っている。

テポドンが、玄海原発に打ち込まれる訳はない、ですか・・・。

原発問題を全体から捉えるならば、今回の浜岡の停止は確かに歓迎すべきこと、

しかしながら、第一歩にもなっちゃいないって事かな。廃炉なら評価しますがね。

それに、なんか胡散臭い政治的手段にしてるんじゃないかとも思えてならないのね。

世界中から攻撃されて、国内からも攻撃されて、でも、まだまだ推進していきたい

ものだから、安全性アピールのために、そして反対派のガス抜きのために

浜岡をとりあえず、スケープゴートにしておいて・・・。こう考えているとしたら

その時点で推進してきた自民政権以上の大罪を民主はやるわけですね。

定期点検や、こういった停止の後の再開には首長、ひいては住民の意思も

尊重されますから、それまでに周辺の県知事、町長、市長、皆の衆を

反対派で固めることも重要です。

原発問題はイデオロギーではありませんから。

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コメント

川島和正氏のメールマガジンです。


昨日、管直人首相は、中部電力に対し

浜岡原発の停止を要請しました。

しかし、中部電力は取締役会で協議した結果、

継続審議という形で終わりました。

そして、次回の取締役会は未定と発表しました。

つまり「考え中」ということにして、

原発を動かし続けることが決まったのです。



この結果を見て私が思ったのは、

「原発って誰も止められないんだな。」ということです。

実際はどうなのかわかりませんが、

おそらく電力会社の関係者にとって、

原発を止めることで損をすることはあっても

得をすることは無いのでしょう。

もし原発に反対したら自分の居場所が無くなったり

命を狙われたりする可能性があるのに対し、

大事故で原発が壊れても、ほとんど責任を問われないからです。

福島の例を見ても

「事故になっても役員報酬を削るだけで大丈夫なんだな。」

ということがわかります。



そのため、法律を変えない限り、

どうすることもできないんだろうなと思った次第です。

結局、大企業の役員は、

法律の範囲内で利益を最大化するのが役目なので

それに反する行動を要請しても、

保留としか言いようがないのだと思います。

特に中部電力のような独占企業でしたら、

イメージダウンしても利益が減るわけではないので、

国民から大反対されてもあまり関係ないというわけです。



というわけで、このままだと、管直人首相のPRにしかならず

管直人首相の人気が上がるだけで終わってしまうので、

まだ首相を評価せずに、声を上げ続けなければなりません。

浜岡原発が本当に止まらなければ、事故が起きたときに、

管直人首相とその側近だけが得をすることになります。


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