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保険関連1

 一口で保険といっても健康保険、国民保険といった社会保険関連と、

民間の生命保険、医療保険と様々。

安倍政権はTPPにおいて主要5品目だけは譲れないと徹底抗戦の構えを

表向き見せようと躍起になってる。大筋合意もまだ先だと強弁しているが、

実情はなんてことない、牛肉だって豚肉だって大幅に譲歩させられることが

内々にはもう合意しているんです。

消費者にとっては今後安い牛肉や豚肉がスーパーに並ぶ日も近いってのは

ありがたいかもしれませんが畜産家にとっての死活問題はすでに始まっています。

先日、鹿児島で衆院補選がありましたが投票の二日前、合意は出来上がっていました。

ただ発表しちゃうと鹿児島の大票田の農家(さとうきび)、畜産家の票が

対立候補に流れちゃいますから、未だに正式には未発表になってます。

今度は自慢の「支持率」に影響が出てしまいますからね。

支持率が「高い」うちに集団的自衛権なども通してしまいたいから、

未だ難航している風を装っているというのが事実でしょう。

嘘に嘘を重ねる安倍政権のやりそうなことです。

そんな流れの中、TPPで農業だけというような認識を国民に持たせていますが、

実はそうじゃない。保険の自由化だって中には含まれているのです。

こちらは農業、畜産に先んじて、国民議論になる前にすでに一部解禁を

してしまっています。

業界に身を置いていたボクは、保険に関してだけは条件付きながら

一部賛成派となります。

なぜか簡単にご説明しましょう。

民間の保険、大きく分ければ生命保険と医療保険なのはご存じですね。

アメリカは保険大国です。なぜなら日本のような社会保険が存在しないからに

他なりません。自由診療が基本です。

これだと、例えば「風邪を引いた」で医者にかかっただけで数万円かかりますから

もうちょっと難儀な病気ともなると大変。盲腸手術なら百万円では間に合いません。

そこで国民の中流以上の人々は民間の医療保険に入って、そこから治療費を

捻出するというわけです。仕切っているのはアメリカンインシュランスグループ、

略してAIG。この傘下のアフラックやアリコなどもうすでにご存じでしょう?

医療保険でもっとも収益率の高い(保険金額に対して支払額が少ない)ガン保険。

TPPではこれを自由化しろと言ってきました。

対して国民議論に発展する間もなくこの件はほぼアメリカの言いなりで、

すでにアフラックのガン保険に入りたければ国内の郵便局で扱っているという

状況にまで進展しています。100%の言いなりですね。

さてはともあれ米国が日本に押しつけようとしているのが自由診療制度の一部

取り入れです。

ここでちょっと戻りますが、米国で「中流以上の」と書きました。

日本以上に貧富の格差に苦しむ貧困層、彼らは民間の保険代すら払えず、

病気になっても医者には行かれない、という現実が大問題になっています。

むしろ日本のような皆保険制度を作れという議論も巻き起こっています。

さて、そこで米国が押しつけようとしている自由診療枠の解放。

これは何を意味するかと言えば、最新医療技術の確立しているような診療は

自由診療で、それ以外は保険適用してもかまわない、ってな内容です。

しかも特許をとった新薬のジェネリック移行までの期間をのばすっていうんです。

僕らが今医者にかかると薬局でジェネリックにしますか?って問われる。

成分も効き目も原則同じで薬価が数分の一で済むのですからOKするのは

当然の成り行きですよね。

ここを米国はいじろうとしている。

なかなかジェネリックに移行させない薬を押しつけ、新薬は自由診療枠に入れろという。

もし米国の言いなりにこれを受け入れると「自由診療混合制度」となって、

日本でも高度な治療が受けられるのは富裕層だけとなり、我々庶民は

従来からあった薬だけで我慢しなさいってことになるのです。

普通の病気ならいいですがね、もし家族が「白血病」です、って一大事になったら

すでに開発されている認可待ちの新薬などが自由診療になります。

がんもしかり。画期的な抗ガン剤が開発されても使えるのは富裕層のみ。

月額8万円の高額医療費上限など撤廃です。庶民は悔しさを覚えながら死期を迎える。

そんなことがあっていいもんでしょうかね?

まぁ、そうやって脅しをかけて置いて医療保険をがんがん販売しようと言う

腹づもりなのは見え透いてはいますがね。

ただそうそう民間の保険に入れるわけではありませんよね、月額にしたら

大変だ。既往症があっても入れるとか、保障内容が単純でわかりやすく

便利ですからAIGグループの進出はおおいに結構、しかし自由診療混合性の

採用は日本の皆保険制度を根幹から覆し米企業に利益を持って行かれる

だけですからこれには反対せざるを得ません。

国内損保業界はあきらめムードが漂ってますが、頑張ってもらって

安価で多様性のある新商品に期待したいところではありますね。

皆保険制度の温もりでおまけ程度にしか存在してこなかったつけを払うべきです。

自動車保険だけは食えませんし、ここにもAIGグループは進出してますからね。

アクサ、AIUなどはすでに国内販売に躍起になってます。

損害保険(医療保険含む)の実体を書いたのはあくまで序章。

本来の生命保険を語りたかったからです。

ここで一旦休憩に入りますが再開までの間に国家安全保証局あたりから

横やりが入るかもしれません(笑)無事でしたら書き始めます。

なんせ戦後日本の国策を非難しようと言うのですから。

こうご期待^^

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